千葉県松戸市デザインマンホール:矢切の渡し

撮影場所 千葉県松戸市
撮影者 食べ歩きの大好きな友人 、佐々木さん
仕事先から、マンホールの写真を送って来てくれる。
まだエッジの綺麗なマンホール
絵柄としては、矢切の渡しと書いてあるから、河を渡るための船着場である。
対岸に向かって満載の手漕ぎの舟が出発しています。遠くに街並みが見えますね。
山も見えます。
昭和中期の頃の様な服装です。
気になるのは
矢切の渡しと表記されています
普通の渡りぶねでないのか?
この河実在するのか、対岸までの距離が結構あるよ。
対岸の建物が気になる。
それに「矢切の渡し」って演歌でよく聞いたけど。
誰が歌ってました?

矢切の渡し〜♪
江戸川、下流に位置する、松戸市下矢切に現存する渡し場の名前ですね。
江戸時代の幕府が庶民のために作ったそうですが、なぜ有名になってるの?
気になりますね。Googleマップで位置関係を見ると、柴又に渡って行けるんですね。近くには「野菊の墓」の文学碑があるじゃないですか!なるほどね〜。と言いたいですが名前しか知らんです。
歌にもなってますよね。誰が歌っていたのか、細川たかしさんが歌っていた 「つれて逃げてよ・・・ついておいでよ・・・」
駆け落ちの歌ですよ。柴又から矢切の渡しへと逃亡したらしい、よくある話ですよ。

もしかして地名の由来に秘密が
戦国時代の話です、国府台城一帯で北条氏対里見氏や房総諸将との合戦があり、里見方の矢が尽きて負けたことから「矢切れ」の説。
戦いで矢が飛び交うのを嫌って、矢を切る、矢はもういらないの説があるそうです
矢がなくなるまで戦っていたって、壮絶な決戦だったのかな。でも渡り舟とどう関係するんでしょう?


まだ納得いかんぜよ!
「野菊の墓」の小説に矢切の渡しが出てきます。まぁ二人の恋が実らない、純愛物語です。山口百恵さんの主演映画と、松田聖子さん主演映画、どちらも演技が素晴らしく涙のお話ですね。
そういえば、ちょっと路線の違う映画にも出てくるんですね。
男はつらいよ、寅次郎、寅さんの中で矢切の渡しが出て来ます。
映画「男はつらいよ」のシリーズでは何度も、矢切の渡しから寅さんの乗る舟が出ています。
物語の大事なキーワードになっているのですね。
河を渡って行く事に様々なロマンとドラマがが展開してくるのかな、と文学的になったりして。

寅さんでは
ここまで来て、もう一度このデザインマンホールを見直して見ると、なんと寅さんが乗船してるではないですか!

編集後記
対岸に見える建物気になる?
特にでかい塔の様なものGoogleマップで調べるとそれっぽい物が有るんですが、この角度から見えるのか?
今後の課題です。