飛田新地行ってきました、女二人で その2

で、は、ここから、飛田へ向かう道中の始まりはじまりです。

ときは、平成30年6月下旬。蒸し暑い日でありました。

友達との待ち合わせ、通天閣のタクシー乗り場。

そんなとこで待ち合わせしたのも初めてで、

大阪人通天閣行かないです、たぶん。

わざわざ行かない。いや、行くのか、、、。

うーん、そこまで行くとこではないかなと個人的には思います。

どこの町でも観光名所はありますよね。

大阪は、大阪城と、通天閣でしょうか。

通天閣は、東京タワーのような感じで、東京タワーをすぼめた感じです。

いや、上記写真を見ると東京タワーに失礼な気がしてきました。

たぶん、大阪の欲目が入って、東京タワーと張り合ってしまいました。

ごめんなさい。

私は、こどもの頃一度登りましたが、あまり記憶にないです。

今回、待ち合わせのため、通天閣へ向かいます。

駅はJR新今宮になります。そこから徒歩5分ほど歩きます。

通天閣のある地帯は『新世界』と言って、少しガラの悪い街です。

神戸の友達は家族から危ないから行くなと言われてました。

そんな街です。

と思ってドキドキと一人で夜歩いてみますと、

ガラは悪くない、、

観光名所化しておりました。

どでかい看板がたーくさん連なっています。

そこらじゅうの店先にビリケンさんがいます。

通天閣にいる神様で足の裏をなでると願い事がかなうと言われています。

ですので、ビリケンさんの足の裏はだいたい凹んでいます。みんなそこだけ触るので。

あと下記写真のビリケンさんは阪神タイガースのユニフォームを着ていますがこれが本物ではないです。

本物は通天閣の中にいます。たぶん何も着ていなかったような気がします。

気になる方は是非通天閣行ってみてください。

 

外国からの観光客。欧米人が目立ちました。

また、日本人でも、子供の姿、ベビーカーを連れた親子も多かったです。

ちょうど日曜日の晩でしたので、晩御飯を食べに来たのかな、そうかファミレスみたいな。

という、時代の流れに頭がなかなかついていけませんでしたが、

それぐらい、治安は良かったです。

酔っ払い同士の喧嘩、日雇い労働者の憩いの場の飲み屋街だったのですが、

そういう方々はいなかったです。

歩きやすかったですが、なぜかもの悲しいです。

大阪から33歳で上京した身なので、

大阪らしい、ガラの悪さ、品のなさ、大阪特有の言葉の数々が懐かしいのです。

大阪がいやになって東京に行ったわけではないので、なおさらであります。

私の上京の理由はまた今度。

 

通天閣に到着ー。

タクシー乗り場にて友人と待ち合わせ。

しばし、待つあいだ、ふと喫茶店が目に入る。

おもてに食品サンプルが置いてある、昔ながらの喫茶店。

そこの店の壁には、

『冷コーあります』

意味わかるでしょうか?

まず読めますか?

これで、れいこーあります、と読みます。

礼子さんではないです。

麗子さんでもないです。

冷コーです。

漢字でわかりますかね。

冷たいコーヒー。

アイスコーヒーのことです。

冷コーと注文する人は私の近くですと祖母が使っていたぐらいですが、

使う人は使うのでしょうか。

年配の方は使うのかなぁという認識だったのですが、

この張り紙、この近辺で何箇所か発見しました。

まだまだ使われているのでしょう、、憶測、たぶん。

私は使わないです。友人知人も聞いたことないですねぇ。

 

と、いろいろ考えていると友人到着。

友人は通天閣すぐそばで大衆演劇の裏方をやっています。

なかなか大変な職場だそうで、人がすぐ辞めてしまうので

休みが少ないそうです。

月5日の休みだそうで、どの世界も大変です。

そんな中、私の飛田新地見学に付き添ってくれました。

 

そんなわけで、二人でタクシーに乗り込みます。

行き先はもちろん飛田新地。

友人の希望で飛田新地に唯一食事が出来る本当の料亭がありまして、

『百番』というお店に向かいます。

始めに運転手さんに、「飛田新地見てまわりたいので、ぐるぐる回ってもらえますか?」

とお願いしてみたのですが、

観光目的では回れないそうです。何やら厳しそうな雰囲気が伝わってきました。

ですので、お店に行く道すがら見るか、帰りに見るかという感じになりました。

通天閣から5分もしないうちに飛田の入り口にやってまいります。

お店までの道すがら、ワクワクドキドキキョロキョロしていたのですが、

うーん、そうでもない、、という印象を受けました。

住宅街のようなところで、ぽつん、ぽつんと灯りのついたところがある。

男の人がぞろぞろ歩いているわけでもなく、車で冷やかしている人もいない。

人が少ない。

 

うーん、なんか思ってたんとちゃう。

 

次に続きます。飛田の様子お伝えしきれず。

その3をどうぞ。